生命線・知能線・感情線です。
手相にある3大基本線は今回は性格や適職を読み解く事が出来る知能線(頭脳線ともいう)について
詳しくご説明していきたいと思います。
知能線(頭脳線)とは?
知能線というのは生命線と同じ起点で親指と人差し指との間から手のひらの窪みの火星平原と通り
第二火星丘か月丘に向かう線が多いです。
知能線の起点は生命線と同じく第一火星丘なのですが、生命線と知能線の起点はくっついている人と離れている人がいます。
知能線と生命線の起点となる第一火星丘というのは情熱や意志の強さ、活動力や闘争心を意味しています。
参考[手相占い]手のひらの丘や平原が持つ意味とは?画像付きで解説します。
前述しているように、知能線は頭脳線とも呼ばれる線ですので文字通り頭脳の傾向をあらわしています。
知能線(頭脳線)でわかる事
知能線からはアナタの性格・適職・考え方・才能・精神や頭部の病気などを読み解く事が出来ます。
知能線を見る時に誤解されがちな事が『知能線が短い=頭が悪い』という誤解です。
これは間違いで、知能線の長さと頭の良い悪いというのは関係ないです。
知能線の長さというのは頭の良し悪しを表すのではなく、思考のタイプを表す相なんです。
知能線が長い人というのは、じっくりと物事を考えるタイプで、知能線が短い人は閃き型の直感タイプです。
知能線の見るべきポイントと見方を詳しくご説明していきます。
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知能線を見る時は長さや、どの丘に向かうのかを見ます。
それによって個性が見えてきますし
知能線は努力によって変化していく相です。
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知能線の長さは?
思考のタイプを見る。
知能線の長さというのは頭の良い悪いを表す相ではなく、考え方のタイプ、傾向を表します。
知能線の長さでアナタが閃き型なのかじっくりと物事を考える思考タイプなのかがわかります。
知能線が長い人
知能線が長い人は、物事をじっくりと考える慎重派です。
何かを購入する時などはAの商品、Bの商品、Cの商品をじっくりと比較して検討してから購入を決断するタイプでしょう。
慎重で後悔のないように物事をじっくりと考える人なのですが、その姿は周囲から見ると
優柔不断に映る事があるかもしれません。
考えすぎで神経質な人というイメージを持たれやすいのも知能線が長い人が多いでしょう。
ただ、この知能線が長い人というのは根気強い人でもあるので、物事を粘り強くやり遂げる事も出来るでしょう。
しっかりとした下調べ、じっくりと時間を掛けて計画的に進める仕事に向いている人が多いです。
知能線が普通の人
知能線の長さが標準的な人は自分の心の中で考えた事を無難に表現する事が出来る人です。
可もなく、不可もなく物事を処理する事が出来る人。
失敗する事もあるのですが、基本的にはしっかりと物事を処理していくでしょう。
人並み外れたオリジナリティがあるとは言えないのですが、順応性は優れているタイプが多く
大抵の職場で活躍できるでしょう。
知能線が短い人
知能線が短い人は即断即決で動く直感タイプです。
閃きで行動するので、行動力もありますし、物事を割り切って考える人が多いので
悩んでも仕方のない事をクヨクヨと悩んだりしません。
気持ちの切り替えが早い人で、どちらかと言うとサッパリとした性格の人が多いでしょう。
パッと閃きや直感で動くタイプなので、じっくりと物事を考える事が苦手なので
失敗してしまう事も多い人でもあるでしょう。
知能線のカーブは?
理系か文系かを見る。
知能線がカーブを描かずに直線的なのか、カーブを描いているのかによって
現実的なタイプなのか、空想家なのかを読み解く事が出来ます。
というのも、知能線は手のひらを上下で二分割した時に上半分にある場合は現実的で
下半分にある場合は非現実的という要素が強くなるんです。
直線的な知能線の人
カーブしないで真っすぐに知能線が伸びている人というのは現実的な理系タイプが多いです。
学問でも理科系の分野に適性があり、計算や実務能力も高いです。
非常に現実的な思考の持ち主なので夢を見る事はせずに達成可能な目標を立てるタイプです。
カーブしている知能線の人
知能線がカーブしている人は空想家です。
空想にふけって現実逃避するという意味ではなく、想像力が豊かと言った方が正しいです。
人の気持ちを読み解く事が得意で敏感なタイプですので人当りは良い人が多いでしょう。
表現力も豊かなので自分の感情を相手に伝える事も上手です。
現実的な目標を追うよりは自分の理想を追求していくタイプが多いのも特徴です。
知能線の起点の位置を見る
大胆か慎重かを見る。
知能線のスタートしている位置を見る事でアナタの大体の性格がわかります。
知能線の起点を生命線とに比べる事で
大胆な行動派なのか、慎重で用心深いタイプなのかという大体の性格の傾向を判別する事が出来ます。
協調性の有無など対人関係の傾向も読み解く事が出来るのが知能線の起点です。
起点が生命線から離れている人
知能線の起点が生命線から離れている人というのは大胆で行動力がある人です。
積極的で楽観的なタイプが多く、面倒見が良いのでリーダー気質で指導者に向くでしょう。
ただ、自我が強い支配的な所があるので自分の考えを押し付けてしまう事もあります。
楽天的でプラス思考なので困難な状況になっても情熱を失く事なく希望を持って行動する事が出来るでしょう。
反対に人から指図されたり意見される事を好まない傾向があるので、自分に信念に忠実に自分の事は自分で決めるという人が多いです。
ある意味では強調性はないタイプなのかもしれません。
起点が生命線と同じ位置の人
知能線の起点が生命線の起点と重なっているのは標準的な起点です。
一般的で常識がある人なので、協調性もあり無難な対人関係を築くでしょう。
基本的に何をしてもスムーズにこなすので、人を上手にまとめる事が出来るので最もリーダー向きのタイプです。
生命線の途中が起点の人
知能線の起点が生命線の途中になっている人は非常に用心深く慎重なタイプ。
石橋を叩いて渡るタイプで警戒心が強いのでチャンスを見逃して勿体ない事をしてしまう傾向があります。
消極的で引っ込み思案な人が多いのですが、集中力があるので自分が好きな事はひたすらコツコツと努力していく事が出来るでしょう。
慎重な故に細かい事に気が付きやすく人に気遣いが出来るので対人関係の構築は上手です。
この知能線が下型の人は15人の内の1人程度と割合としては少数派になります。
知能線の終点の位置は?
知能線というのは、その終着点というのも重要な意味を持っています。
アナタの知能線がどこに向かって伸びているのかを読み解く事で主に適職が何なのかという事を判断する事が出来ます。
知能線が横に伸びている人
知能線が手のひらを横に走っていて終点が第二火星丘に向かっている人は
現実思考で行動力もある人なので、商才があります。
商売をしたり事業を起こす人には多いのが横型の相なんです。
また、この相をも持つ人は数字に強いという特徴があるので金融関係など数字を扱う仕事に適性があるでしょう。
知能線が上向いている人
知能線の終点がやや上向いていて水星丘に向かっている人は金銭感覚に優れていて
お金を儲ける事が好きな人です。
一見すると横に走る知能線と似ている相なのですが、よく見ると先端が小指の方向に向かって上向いているのが特徴です。
金銭欲が強いのでケチなタイプには多い相です。
下方型Aの人
下方型Aの相は知能線の終点が月丘に向かっている人です。
この相を持つ人は夢を追いかける夢追い人タイプです。
月丘自体が想像力や霊感を意味するポイントなので、知能線が月丘に近い程にロマンチストの傾向が強くなります。
夢のない現実的な仕事には向かないので決められた単調な仕事は避けた方が無難でしょう。
下方型Bの人
下方型Bというのは知能線の終点が生命線の方向に極端に近づいている人です。
この相を持つ人は極端なくらいに非現実的な人が多くて、夢を追うというよりも
夢の中に閉じこもってしまう妄想癖が強い人が多いです。
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知能線の本数と枝分かれ
複数の才能の有無。
知能線が一本だけでなく二本や人によっては三本ある場合があります。
また、知能線が枝分かれしていたりという知能線を持つ人もいるのですが
この知能線は複数ある程、基本的に知能線が持つ意味が強化されるという特徴があります。
知能線が複数ある人は複数の才能を持つ人という事になります。
二重知能線
二重知能線は上記の画像のような知能線で、多芸多才な人は多い相です。
一般的に二重知能線を持つ人はどちらかの濃い方の知能線が持つ特徴が強くあらわれます。
枝分かれ
知能線が途中から分岐している状態の事を枝分かれ二重知能線と言います。
この枝分かれの仕方は様々な形があるのですが一般的に多いのは上記画像のような分岐になります。
いずれにしても知能線の枝分かれというのは単純な二重知能線と同様の意味を持つので
複数の才能や要素を持つ人に多い相です。
知能線の切れ
忍耐力の有無。
知能線が途中で切れている相を持つ人がいるのですが、この知能線の切れが持つ意味は
アナタが忍耐力や集中力があるのかないのかの傾向をあらわしています。
知能線が途中で細かく何か所も切れている人の場合は忍耐力や集中力に欠ける傾向が強いです。
チャレンジ精神も乏しいので、物事が壁にぶつかると乗り越えようと努力するのではなく
あっさりと方向転換するタイプが多いでしょう。
とことんやり抜くという気持ちが薄いので何かを実現する事が難しいタイプです。
知能線が途中でブッツリと一か所切れている人は判断ミスが目立つタイプです。
重要な局面で大きな判断ミスをする事があるので、細心の注意が必要でしょう。
特殊な相『マスカケ線』
マスカケ線と呼ばれる非常に特殊な相を持つ人がいます。
通常の手相では生命線があり感情線があり知能線があるのですが
上記の画像のように知能線と感情線が重なった状態の相をマスカケ線と言います。
知能線と感情線が重なり、横に真っすぐに走ってるのが特徴です。
このマスカケ線は『百握り』と呼ばれる事もある非常に特殊な相です。
徳川家康や織田信長、更には豊臣秀吉という有名な武将もマスカケ線の持ち主だったと言われています。
このマスカケ線を持つ人は超個性的な性格をしていてエネルギーが強い人なので運を引き寄せる能力が高いです。
好不調の波が激しくなる傾向があるので良い時はとことん大成功、悪い時は徹底的に上手く行かないという
浮き沈みが激しい波乱の人生を歩む事もあります。
自分の全てを捧げて邁進する事が出来る事に出会えるかどうかというのは非常に重要な事になってきます。
さいごに
知能線に関してご説明してきましたが、知能線にも濃い・薄い相があります。
もしもアナタの知能線が濃くて太い場合はストレスに強い人です。
反対に知能線が薄くて細い場合は神経が細かい繊細な人です。
ストレスに弱くて挫折してしまいやすい事もあるでしょう。
人生や日常には良い時もあれば、悪い時もあります。
悪い時が続くと気が滅入ってしまって頑張る気力を失う事もあると思います。
ただ、アナタが再び前を向いて頑張ると知能線は薄かったのに濃くなっていたという事があります。
今は知能線が悪い事をあらわしていたとしても、自分の努力げ相を変える事は十分可能です。
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