私たちの生活の中で欠かせない事の一つに睡眠があります。
寝るという事は想像以上に私たちの体や精神に重要な影響を与えています。
普段、寝るという行為は当たり前なので深く寝る事に対して考えるという事はないと思います。
夢を見ているという事は寝ているという事なのですが、その夢の中で寝ている夢を見る事があります。
この寝る夢というのは一体何を意味しているのでしょうか?
寝る夢は現実逃避の象徴
夢占いで寝る夢は現実逃避のシンボルで現実から目を背けたいという気持ちや嫌な事から逃げ出したいという気持ちが高まっている時に見やすい夢です。
現実と向き合う事を避けていて直視出来ないでいる場合が多いです。
アナタが実際に見た夢の内容にもよるのですが、たいていの場合は『このまま朝なんか来なければいいのに』という
ネガティブな思想になっている事が多いはずです。
夢の中で寝ているという事は心の一部が閉じていたりネガティブな暗示が基本なのですが、夢の内容によっては明日へのエネルギーを蓄えているというポジティブな暗示の場合もあります。
寝る夢について詳しく解析していきましょう。
自分が一人で寝ている夢
アナタが一人で寝ている夢は現実逃避願望が強く表れている夢になります。
現実から逃れたいと考えているのに実際は逃れる為の手段を見いだせずにいるジレンマがストレスになっているようです。
とにかくアナタは心の安らぎを求めている傾向が高いので、今の現状からのげ出したいという気持ちばかりが先走っていて冷静な判断が出来なくなっています。
小さな一歩が大事だという事は理解しているのに焦る気持ちが勝ってしまい大きな一歩を踏み出せない自分に腹立たしい気持ちなのかもしれません。
自分ではない誰かが寝ている夢
自分ではない誰かが寝ている夢は夢の中で寝ている人物が誰だったのかによって暗示は変わります。
全く知らない赤の他人が寝ている夢ならアナタの思考がクリアになっていて現実での状況判断良くできるので小さなチャンスも見逃さずに自分の物にできるでしょう。
つらい現実が好転するチャンスが訪れるのでしっかりとチャンスを掴んでください。
友人や知人が寝ている夢は、その人にアクシデントが起こる事を示していたり、その人物が原因となってアナタにアクシデントが起こる事を示しています。
特に夢の中で寝ている友人や知人を起こそうとしているのに起きない夢の場合は要注意です。
異性が寝ている夢は恋のチャンスが訪れたり、恋愛に関するストレスの原因が取り除かれるチャンスの訪れを示しています。
人と一緒に寝る夢
誰かと一緒に寝る夢は一緒に寝ていた人物によって暗示が変わりますが基本的にはトラブルの前兆の知らせです。
知らない人と一緒に寝ている夢の場合はアナタの純粋さが仇になってトラブルを招くことを示しています。
疑うことなく人を信用しすぎていませんか?信用しすぎて裏切られて自分の大切な何かを失わないように少し警戒感を持っても良いかもしれません。
好きな人と一緒に寝る夢は恋愛の成就願望が高まっている暗示です。
思いが強いことは良いのですが、相手の気持ちも考えてあげないと思いはから回るかもしれません。
家族と一緒に寝る夢は現実で良き協力者に恵まれて思いがけない幸運が舞い込む暗示です。
恋人や結婚相手と一緒に寝る夢はアナタが相手に過剰な理想を求めすぎている事を暗示してるので今のままでは恋の発展は期待できないでしょう。
寝ているのに誰かに起こされる夢
気持ちよく寝ているのに誰かに起こされる夢はアナタが他人の意見を聞かずに暴走しているので『人の意見に少しは耳を傾けなさい』という警告夢です。
自分の考えを貫くというのは悪い事ではないのですが、自分の意見を周囲に押し付けたり、周りの意見を無視して自分の意見だけを押し通す事を強要するのはやめましょう。
またアナタ自身が悩みや心配事があるようなら一人で悩まないで周囲に相談するという事も時には必要なのかもしれません。
一人で悩んでいても解決の糸口が見えてこない事も人のアドバイスを聞くことで解決の糸口が見つかるかもしれませんし、場合によっては誰かの協力を得られるかもしれません。
一人で悩み続けるのは想像以上に過酷なので精神的にどんどんと追い詰められてしまいます。
人のアドバイスを聞き入れるという事は結果的に自分を楽にする事にもなるんです。
寝心地の悪い場所で寝る夢
アナタが夢の中でとても寝心地の悪い場所で寝ていた場合は自分の状況や体調面などに対して悲観的になっている事を暗示しています。
これまでの自分の行動が正しかったのか自信が無くなっていたり、これからの方向性について疑心暗鬼になっているようです。
特に大きな失敗をしたわけではないとしても、極度に失敗に対する不安に支配されてしまっているのでしょう。
やろうと考えていることが全て悪いイメージとなってアナタの感情の中に入り込んできている状態です。
この状況は一つの成功体験を味わう事で解消されることが多いのですが、実際に行動に移せるかどうかが重要になります。
行動した結果が必ずしも成功体験になるかどうかはわかりませんが、何もしないで行動することを放棄しているとどんどん卑屈になって自信も失っていく一方ですので
どこかで覚悟を決める事も必要です。
寝れない夢
眠りたいのに寝れない夢というのは、アナタの心身が疲れていて健康状態が思わしくない状態であることを示しています。
疲労が蓄積しているので心当たりを探ってみいてください。
山積みの仕事に追われていたり課題が次々と押し寄せてきていませんか?
大抵の場合は自分一人ではこなせない量の仕事や課題を一身に引き受けて疲弊している場合が多く、頑張り屋な人が見やすい夢なんです。
頑張り過ぎていることに自分では気づいていないので『まだ大丈夫』と考えているひとが多いのですが、アナタが思っている以上に疲労は蓄積しているんです。
いまはまだ自覚出来る肉体的な症状が現れていないとしても、今の状態が続けば近い将来肉体にも精神的にも何らかの影響が出てくるはずです。
そうなる前に夢が今のアナタの状態を知らせてきているので、良い機会と考えて一度自分の状態を見つめなおしてみる事をお勧めします。
安心して寝ている夢
何かに守られているように安心して寝ている夢はアナタが明日へのエネルギーをしっかりと自分の中に蓄えていることの証拠です。
心身の疲労を溜め過ぎないように上手に自分の出来る事と出来ないことを自覚しているようです。
『頑張るけれどムチャはしない』という理想的なスタイルを維持できているでしょう。
力を抜くところは抜くという非常に効率的な活動が出来ているので周囲からの評判も上々なようです。
居眠りしている夢
居眠りしている夢はアナタが今、やりたくもない事を無理に続けている事を示しています。
気まずくなった人との付き合いをやめたいけれど相手を傷つけてしまいそうで距離が取れないとか、先輩や上司の理不尽な態度に反論したいけれど面と向かって反論する勇気が無いので我慢しているとか
そんな本位ではない事を無理に続けていませんか?
それがどんな状況であれ、自分の心に引っ掛かっているので新しいスタートが切れないという状況に陥っているようです。
夢の中の居眠りというのは、そんなアナタの身動きの取れない葛藤のあらわれなんです。
あなたが現実で身動きが取れない原因というのは内面の葛藤が原因なので、解決できないのなら自分の中で納得出来るポイントを見つけて折り合いをつけるしかありません。
0か100かの極端な結果だけを求め続けていると、恐らく自分が思う理想的な結果にはたどり着くことがないでしょう。
0か100の拘りは捨てて合理的で現実的な妥協ポイントを見つける事が今のアナタには先決でしょう。
一歩と言わずに半歩でも踏み出す事で膠着していた物事は動き出します。
それを続けていく事で少しずつ気持ちの行き詰まりが解消されていくはずです。
昼寝をしている夢
昼寝をしている夢はアナタの疲労がピークに達していて今すぐに休息を取るべきだというメッセージです。
昼というのは活発なエネルギーの象徴なのですが、その昼に寝るという事は活発なエネルギーが失われている証拠なんです。
完全に今のアナタには行動するためのエネルギーが欠けているので休息する必要があるでしょう。
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眠くないのに寝ようとする夢
眠たくもないのに必死に寝ようとしている夢というのはアナタが自分の心を自ら閉ざそうとしている状態を暗示しています。
どういうことかというと、アナタは大切な事や現実を見てしまうと関わらなくてはいけなくなるので、あえて周囲の出来事には無関心を装っているんです。
一言で言えば『面倒事はごめんです』という気持ちなのでしょう。
そのままだと周囲との関わり自体を絶っていきそうです。
外で寝る夢
家ではなく、外で寝る夢は基本的には自由と孤独の狭間でアナタがもがいている事をあらわします。
自由と孤独というのは紙一重で究極の自由を手に入れる事は完全な孤独に陥るという事でもあります。
自由を求める気持ちと孤独にはなりたくないという気持ちの葛藤があるのではないですか?
考えれば考えるほどに自由とはいったい何なのかがわからなくなっていく状態です。
アナタは気付いていないようですが、今すぐに答えが出るような問題でもありません。
さいごに
夢の中で寝るというのは基本的にはネガティブなメッセージが込められているのですが、考えても答えが出ないことに悩んで時間を取られるのは損です。
つい哲学的な思想にふけってしまう事もあるでしょうけども現実逃避をすれば物事が解決したり好転するという考えは間違いです。
自分が悩んでいる事を、今よりもほんの少し簡単に考えてみて下さい。
物事は難しく考えるとどんどん複雑になっていくものです。
悩めば悩むほど複雑さを増す問題に答えがあるのでしょうか?
悩むのはほどほどにして、ある程度悩んだら、更に深く悩むのではなく反対に簡単に考えていくようにしてみましょう。
意外と簡単な問いの中に答えはあるのかもしれません。
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