影というのは普段はあまり気にかける事もなく存在自体を忘れてしまう事も珍しくありません。
当たり前にあるものというのは意識しなくなっていくものです。
何気なく気付いた時に自分の影に気付くという事もある程度で深く気にするものではないのではないでしょうか?
そんな影は夢占いではどのような意味を持つのでしょうか?
影の夢は潜在的なマイナスの象徴
夢占いで影はアナタの潜在的な不安や悩み、迷いといったマイナスの感情のシンボルです。
普段、影を意識しないのと同じようにアナタ自身はそのマイナスの感情に気付いていないケースが多いので、その分解決への道のりは遠いでしょう。
また自分でも気付いていない違う一面もあらわしていたり未知のものへの警戒心などの暗示も込められています。
影の夢が持つ意味を詳しく解説していきたいと思います。
細長い影の夢
細長い影が夢にあらわれた場合はアナタが今、気持ちがスッキリしない毎日を過ごしている事の暗示です。
きっとその原因には気付いていないはずで、なんとなく気持ちがスッキリしない感覚を感じて過ごしているようです。
影がクッキリ浮かび上がっている夢
月明かりなどに照らされて影がクッキリと浮かび上がっている夢は会社や学校などで抱えている問題が解決に向かう事を暗示しています。
特に労働に関する法律問題などの簡単に解決出来ないようなトラブルもしっかりと解決に向かいそうです。
影に追われる夢
夢の中で正体不明の影に追い掛けられるのはアナタの抱えている不安が的中してしまう事を暗示しています。
『こうなったらイヤだな』と考えている事が現実になってしまうかもしれません。
また、今抱えている悩みが長引いてしまうので、仕事や異性関係の事をクヨクヨと考えてしまいがちです。
神経質になればなるほど悩みは更に根深いものになる可能性もあるので、ある程度割り切って前進する事も大切です。
自分の影を踏まれる夢
自分の影を踏まれる夢は影に追い掛けられる夢よりも暗示は弱いのですが、アナタが予想していた不安が現実になりつつある事を暗示しています。
この夢を見た時は必要以上に不安を大きく捉えすぎているので、そのネガティブさが悪い方悪い方へと自分を誘導してしまいます。
特に頭の部分を踏まれた場合はアナタの不安に対するネガティブな感情はピークになっているでしょう。
反対にアナタが誰かの影を踏む夢は無意識に自分の中にある不安な気持ちを抑えたいと願っている状態です。
たくさんの影があらわれる夢
影がたくさんあらわれる夢はアナタが潜在的に複数の不安感を抱いている事を示しています。
この夢はアナタのつらい過去の思い出があらわれているケースがあるので複数の影一つ一つが過去のつらい出来事のあらわれでもあります。
つらい過去を記憶の奥深くにしまいこんでいるとしても、その事実が消えてなくなるわけではありません。
気にしないという選択をしても、その事実は影のように確実にそこに存在しているんです。
自分だけが影に覆われている夢
自分だけが影に覆われている夢を見た場合は孤独感のあらわれで、アナタは根深い孤独感や孤立感を感じているようです。
自分以外の誰かが影に覆われている夢の場合は潜在的なアナタの心の痛みをあらわしています。
影が揺れ動く夢
影がユラユラと揺れ動く夢は悪い人の誘惑に引き込まれてしまう恐れをあらわしています。
夢の中で右に左に揺らめく影に取り込まれてしまうとアナタの評価を大きく落としてしまう事態に陥るかもしれません。
一時的なルール逸脱が重大な評価の喪失に繋がってしまわないように自分の行動には責任を持つ事と、先を見据えて考えるという癖を身に付けましょう。
影絵の夢
影絵が印象的な夢はアナタの潜在意識がつらく悲しい記憶を綺麗なものに変換しようとしている状態です。
つらい記憶のまま胸の内に収めておくよりも美しい思い出として前へ進む方が良いというメッセージです。
さいごに
影の夢というのはアナタの人格に大きく影響を与えるような重要な事をあらわしている事が多いので時間をかけて物事と向き合い解決していく方が良いです。
例え解決に長い時間がかかるとしても何よりも大切な事は問題が浮上してきたら目を逸らさずに向き合う覚悟を持ち乗り越えていく決意をする事です。
実際に問題を乗り越える事が出来た時にアナタは大きく成長するはずです。
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