予知夢と言われたり、正夢、デジャヴと呼ばれる夢を見た事はありますか?
簡単に言えば夢に見た事と同じ事が現実に起こる事で、夢に出て来た一連の出来事が
後々になって実生活の中で再現されるという経験の事です。
今回はこの予知夢という不思議な夢についてご説明していきたいと思います。
予知夢を見る人は3つのタイプに分けられる
正夢や予知夢といった未来の光景を見せてくれるような夢を見る人というのは
主に3つのタイプに分けられると言われています。
このタイプ分けというのは特に難しいタイプ分けという事はなく
➀夢が現実で再現された事がない人。
➁時々、予知夢を見る人。
➂日常的に予知夢を見る人。
多くの人は➀のタイプに属すると思うのですが、人が一生の内に見る夢の回数は15万回とも20万回とも言われているので
その回数が正しいかどうかは別として膨大な数の夢を見るという事に違いはないので
一度の予知夢を見た事がないという人でも、その内見てしまう事になっても不思議ではありません。
ただ、これまで一度も予知夢を見た事がないという人よりは定期的に予知夢を見ている人の方が
予知夢を見る確率は高いと言えるでしょう。
未来を予告する予知夢(正夢)とは?
一言に予知夢(正夢)と言っても色々なタイプがあります。
人生の重要な分岐点を予告する夢だったり、身に襲い掛かる危険を先回りして見せてくれる夢。
この夢たちというのは、アナタが将来の道を選択する時に適切な道を選ぶ事が出来るように情報を教えてくれる心強い夢と言えるでしょう。
予知夢や正夢の事を心霊的な作用を持つ夢と表現する人もいます。
確かに未来の光景を夢で見るという事を論理的に説明出来る人はいないと思います。
心霊的という言葉に拒否反応を示す人も一定数いる事を前提で書きますが、あながち、この心霊的な作用という事は一刀両断する事は出来ないと思います。
最新の脳科学において非常に興味深い研究結果があるのでご紹介します。
しかしレム睡眠時と覚醒時の脳は活性化している脳の領域は異なる場所になっている事がわかっています。
夢を見ているときは視覚や動きの感知に関わる部分が活発になっているのに対して意思を伴う行動・論理的・社会的に適切かどうかの判断に関係している領域はあまり活動していません。
この事から脳科学ではレム睡眠時には覚醒時には理性で抑え込んでいる常識が外れる事が有り得るという結果になっています。
眠っている時には心霊的な作用だったり、超常現象の類の要素を否定する意識は消えているという事が考えられます。
ですので眠っている時というのは起きている時よりも素直に心霊的な作用が働きやすい状況であるのでしょう。
睡眠時には常識が失われているので、時間や空間・生と死といった起きている時には到底飛び越える事が出来ない領域を
飛び越える事が出来るという事が予知夢(正夢)の正体だと考えています。
未来の光景を見せてくれる夢
昨日、夢で見た事が今現実で起きた!という予知夢なのですが
この夢というのは少し未来に飛び強烈なイメージが残る事を探して来て夢の中で再現する事も多いです。
実はこの夢というのは日常生活で目立つ事が夢にあらわれているという予知夢の中では
ごく当たり前の夢なんです。
強烈な夢が記憶に残りやすいという事で予知夢として『ハッと』しやすいんですね。
この予知夢を見やすい人というのは普段から夢を覚えている人や夢を思い出す事が多い人です。
そういったタイプの人というのは日頃から夢に対して注意深くなっているので夢と現実がリンクしている事に気付きやすいんです。
ですので意外にも、こうした夢というのは実は多くの人が見ている可能性が高くて
夢を記憶として呼び起こす事が出来るか出来ないかの違いなんです。
むしろ、こう言った夢を見た時に、いちいち特別な意味を求めたりする必要はないです。
未来を一部垣間見る夢というのは普通の事で自然な現象なんだと受け止めて大丈夫です。
人生の転機を知らせてくれる夢
夢の中には遠くの未来にある転機、ターニングポイントを映し出す物もあります。
例えば、一風変わった家が夢に出てきて印象に残っているとします。
その家はジャングルの中にある家で、夢だというのに家の壁の色や窓からの景色など
非常に細かく記憶に残っているとします。
それから数年経って、引っ越しをする為に物件を探しているアナタはある家と出会います。
その部屋に入った途端に見覚えのある壁の色、窓から見える景色の先には、やはりどこか見覚えがある雑木林が目に入ります。
そこでアナタは『いつかの夢で見た家だ!』と思い出します。
その家を借りて生活を始めたアナタは更に数年後には結婚をし家庭を持ち、仕事でも成功を収めています。
思い返してみれば、あの夢で見た家で生活を始めた時から運気が上昇しているような気がします。
これはあくまでも例え話しなのですが、こうした夢というのは実際に見る事があります。
夢を見た時から、はるか先の未来なのですが人生の予告映像ともいえる予知夢を見ておく事で
アナタにとって何でもない部屋が意識的に特別な部屋となり借りるに至るわけです。
夢で見たターニングポイントに実際に立った時に取るべき行動の要点がわかるので最良の選択をする事が出来たというワケです。
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さいごに
夢を見るという事は目が覚めている時とは違う意識作用が起こっている時です。
この予知夢を語る時には科学かオカルトか?という議論に至る事が多いのですが、勿論完全に解明されているカテゴリーではないです。
科学的に予知夢を解析しようとするならば、最新の量子力学で予知夢との関係性に注目されています。
時間というのは未来に向かって一方的に進行するという今までの概念が通じない奇妙な時間の概念がある事をクリップナーという教授が注目しています。
その中で『夢の中では覚醒している時とは違う形で過去・現在・未来の時間をとらえている』という仮説があります。
そして実際に未来を夢に見る事は不思議な事ではないとも言っています。
夢が時空を超えるという事を信じるも信じないも自由ですが『有り得ない』という先入観を持たずに
予知夢に向き合う事で、アナタの中の理性で抑えている常識が外れる事になるのかもしれません。
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